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結論から言えば、北九州の案件は北九州の弁護士(福岡県弁護士会北九州部会所属の弁護士)に依頼するのが一番確実です。このことは、弁護士が優秀であるとか報酬金が安いとか、そういう問題とは関係がありません。理由は主に4つあります。
1 日当・交通費の問題
北九州の案件は、通常、北九州地域内の裁判所が管轄裁判所になるため、弁護士の日当や交通費を安く抑えたいのであれば、地元(=北九州部会所属)の弁護士に依頼するのが一番確実です。あなたが法律事務所へ行って打ち合わせをする場合でも、他の地域の弁護士に依頼するよりは時間や交通費の節約になるはずです。
2 小倉支部独自の書式・審理方式の問題
福岡地方裁判所小倉支部(以下「小倉支部」と略します)では、小倉支部独自の書式や審理方式が非公式に定められていることが多く、この情報にアクセスできるのは、事実上、北九州部会の弁護士だけです。また、小倉支部では、弁護士向けの研修会を不定期に開催していますが、この研修会に参加できるのも北九州部会の弁護士のみです。裁判所としては情報を出し惜しみしているわけではないと思いますが、外部に情報を発信できる仕組みがないので、事実上、門外不出のような状態になっているのです。どんなに優秀な弁護士でも、このような情報にアクセスできないのであれば、小倉支部管内の案件を北九州部会の弁護士と同等に処理することは難しく、円滑な審理進行は期待できないません。
3 法テラス北九州独自の書式の問題
小倉支部と同様に、法テラス北九州でも独自の書式を用いた運用がなされ、弁護士向けの研修会も開催されてています。しかしながら、この情報にアクセスし研修会に参加できるのも、事実上、北九州部会の弁護士だけです。ですから、法テラスを利用して弁護士に依頼したいと考える方は、北九州部会の弁護士に依頼されることが確実です。
4 裁判所と弁護士会の心理的な連帯感
北九州に限らず、地方の弁護士と裁判官は研修会や懇親会で顔を合わせることが多く、心理的にも仲間意識で強く結びついています。そのため、裁判官は、地元の弁護士に肩入れすることが多くなってしまいます(もちろん、そうでない裁判官も多くいらっしゃいますが)。当事務所の弁護士も勤務弁護士時代に全国の裁判所を飛び回っておりましたが、東京から来た弁護士というだけで裁判所から冷遇されることは少なからずありました。ですから、少しでも審理を円滑に進めたいのであれば地元の弁護士に依頼しておく方が安全です。
このような理由から、北九州の案件は北九州の弁護士(福岡県弁護士会北九州部会所属の弁護士)に依頼する、この鉄則だけは守られることをお勧めします。最近では、広告を大量に打ち全国展開をする法律事務所も多いですが、少なくとも北九州の案件について、北九州部会の弁護士と同様な事件処理は期待できません。また、北九州部会の弁護士は全国的に見てもレベルが高いので(あくまで個人的な意見ですが)、弁護士の実力の点で不安に思う必要はありません。北九州で弁護士をお探しの方は、是非、地元の弁護士にお任せください。
注:ここでの北九州とは、北九州部会の担当地域=北九州市、中間市、行橋市、豊前市、遠賀郡、築上郡を意味します。
法律相談は、単に法的なアドバイスを受けるだけでなく弁護士に事件処理を依頼すべきかを判断するきっかけになります。
法律相談を受ければ、事件処理の見通しについてアドバイスを受けられるだけでなく、弁護士との相性を確認することができます。もし、事件処理の見通しについて納得し、弁護士とも相性が良ければ、その弁護士に依頼をすればいいでしょうし、そうでなければ、他の弁護士に法律相談を受けても問題はありません。
法律相談を受ける方法は通常は以下のとおりです。
1 知人等から弁護士を紹介してもらう。
2 弁護士会(福岡県弁護士会北九州市部会)や市区町村が実施している法律相談を受けてみる。
4 直接個別の法律事務所・弁護士に問い合わせる。
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